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「だれもがマイクの前で自由に話せる。コミュニティラジオを通してマイノリティの声を発信したい」
商店街の一角から「市民の声」を発信するコミュニティFM「京都三条ラジオカフェ」 副放送局長 藤本 香さん 京都市中京区の寺町京極商店街の一角に「市民が主役の放送局」を理念に掲げ、さまざまなラジオ番組を…
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「全身を使う『手話の表現力』に圧倒されて気付いた、新しい世界。その広がりを、映像で伝えたい」
手話映画を撮り続ける映画監督・谷 進一さん 「手話」が作り出す世界に魅せられ、映画を撮り続けている人がいる。谷進一さん、50歳。2008年に初めて短編作品を発表して以来、多数の手話映画を制作してきた。…
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「車椅子だから、快適な茶道の楽しみ方に気づけました」
「盆略点前(ぼんりゃくてまえ)」の茶道を通し、すべての人が暮らしやすい社会の実現を目指す 「車いすおもてなし隊」の加藤千明さん 机の上に置かれた盆に、棗(なつめ)、茶杓(ちゃしゃく)、茶筅(ちゃせん)…
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「気づいたときから、自分のやりたいことを始めてみる。そうしたら、世界がどんどん広がった」
LGBTQであることを公表した京都市交響楽団コントラバス奏者 Juvichan(ジュビちゃん) ■旋律に「愛」を託して 異能のコントラバス奏者、と呼ぶべきか。京都市交響楽団のメンバーとして活躍する一方…
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「多様な人が出会い、社会で共に生きる存在だと理解する場所」
セクシュアリティ、年齢、国籍問わず、皆がありのままの存在でいられる場「バザールカフェ」 店長 :小島麗華さん(左)、スタッフ:カシャン久美子さん(右)、しずかさん(中央) 京都市営地下鉄の今出川駅ほど…
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「普段は表に出てこない小さな思いを、音楽で感じ取ってあげたい」
音楽の力でプラスの変化を目指す「アドナース京都音楽療法センター」 音楽療法士 中澤あすかさん(写真右) ※写真は、成人の方との音楽療法セッションを再現した様子(左奥の女性はスタッフによる代演) その音…
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「自分自身の可能性が広がり、生きる世界が広がっていく。『スポーツは生きる力』です」
障がいがあっても気軽にスポーツを楽しめる場づくりを行う 京都障害者スポーツ振興会事務局長 中村芳道(なかむら・よしみち)さん 障がいの種類や程度、年齢に関わらず、誰もがスポーツに親しむことができる社会…