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世界一の長寿・高齢化社会、日本で広がる「認知症」。独自の視点から研究に挑み続ける。
vol.01 同志社大学生命医科学部 宮坂知宏 准教授 男女平均寿命と高齢者人口で、ともに世界一の日本。2025年には65歳以上の5人に1人、約700万人が認知症になると推計されています。認知症の中で…
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金継ぎや植樹を通じて漆を中心としたつながりづくりに挑戦し、漆の魅力を次世代に伝える
■清水愛さん 京都府亀岡市出身。大学卒業後、一般企業に就職するが、人間国宝音丸耕堂の作品に衝撃を受け漆芸の世界へ。京都市内の工房で腕を磨き、2008年独立して漆器の創作活動を開始。2015年、金継ぎ(…
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ツウの甘味、ここに極まる。
■大人のための、甘いひと時。 近頃はコンビニにだって色々なスイーツが並んでいる。インスタ映えだかなんだか知らないが、青や緑やピンクのデコレーションが賑々しいスイーツたち。刹那的な享楽に浸るのもいいが…
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似合う扇子のイメージがわかりやすい! 白竹堂HPで京扇子をバーチャル試着
木の札に言葉をしたため、それを束ねて贈り物にする。そんな起源があるとされている扇子。大切な人へ想いを込めて贈る、特別なギフトに最適です。時節柄、母の日や父の日のプレゼントにもぴったりで、老若男女からと…
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受け継いだ伝統と新しい時代の合理性 祇園祭「鷹山」復興の軌跡、設計に込められた思い
■鷹山の実施設計を手がけた 末川協さん 大風雨による災禍で1826(文政9)年に失われて以降、資料や文献にその姿をとどめるだけだった鷹山。曳山(ひきやま)の中で最大級といわれる壮大な鷹山を、約200年…
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1万本の絹糸が生み出す西陣織「水引」 祇園祭を支え続ける京都の底力、鷹山復興の軌跡
■龍村美術織物 岩間利夫さん、大西聡さん 「動く美術館」とも呼ばれる祇園祭の山鉾巡行。華やかに飾る懸装品の中でも、ひときわ目を引くのが色とりどりの紋様に彩られた幕。度重なる災禍で失われた鷹山の幕「水引…
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祇園祭「鷹山」約200年の時を超え、山鉾巡行に来夏復帰へ
2021年5月下旬、京都府京丹波町。早くも梅雨入りを告げるように、ぬるい風が田園地帯を渡っていく。一角に所在する「安井杢(もく)工務店」の作業場内はその日、ひそやかな興奮と熱気に満ちていた。 3階建て…