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ファンキーなその姿、ありがたし。
■ぶっ飛んだお願いも、寛容に受け入れてくれる。(たぶん) ジミ・ヘンドリックスという世界的に有名なギタリストのレビューには「ファンキー」という言葉がよく用いられる。彼の音楽はもちろん、それを体現する…
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「一汁無菜」のススメ。
和食の基本は「一汁三菜」といわれる。汁物におかず三品という献立は、しかしなかなかに手間がかかる。ステイホームでゆとりが増えたと言っても、毎度の食事にそれだけ時間をかけるのは、正直しんどい…
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すべてが「made in Kyoto」キラキラせずとも、存在感が滲み出す。
■豪華絢爛な西陣織、そのDNAを引き継ぐ 西陣織といえば、金銀糸や美しく染めた絹糸で織り上げた豪華絢爛な帯を想像する。一級品ともなれば天井知らずの値段が付くほどで、あの派手さも和装ならでは。しかし洋装…
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その凄まじいインパクトは、ペリカンの一族の血を引く証。
■何を淹れてもおいしい。 冬、温かいお茶が飲みたくなる。抹茶が有名な京都だって、家で飲むのはたいてい番茶かほうじ茶、と決まっている。玉露などはお客さんにお出しするためのもの。毎日飲むお茶は、おしなべ…
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結局これにしてしまう。
■ふわふわとは、こういうことだろう。 とにかくふわふわしている。大きな声を出したら、原型がなくなるのではないかと思うほどやわらかい。アルファベット文字が型押しされた楕円形の皮。その中には艶があるカスタ…
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わずか6センチの名刀。
■七百年分の快楽をお楽しみください。 銘を「菊一文字」という。「キクヒトモジ」ではなくて、「キクイチモンジ」と読む。口に出してその名をつぶやけば、鬼でもなんでも切れそうな気がしてくる。河原町三条の入り…
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上品な中身に似合わない外見。(良い意味で)
■カラフルな丸い玉。なんだかとにかく可愛い。それだけでもはや欲しい。 見た目からは想像できない上品な香り。なんだこれ。 東大路通から大和大路通までのおよそ400m。新門前通は東山区の東西の通りで、古門…