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「白熱電球を楽しめるのはあと数年。今あるあかりを楽しもうじゃありませんか」
大正時代から続く、古い照明専門店。 タチバナ商会 経営者 佐藤成正 ■照明は家族の喜怒哀楽を照らす 京都市動物園の西の通りで、チョークで大書された「昭和のあかり、あり〼」の黒板を見たことがある人は多い…
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「厨房で、お客様のお皿がカチャカチャ鳴る音を聞いているのが好き」
オーガニック野菜が主役のフランス料理店。 レザン パティシエ 桑村啓太、シェフ 桑村一恵 ■お互い、好きなものを作っている 「東山に向かう緩やかな勾配が神戸の町に似ていて、気に入りました」。 パティシ…
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「イラストレーター&ライター&バインダーを目指したい」
岡崎アートゾーンにある、美術書に強い古本屋。 山﨑美術書店 店主 山﨑純夫 ■“本”とは、“人”である 幼い頃から「本の蟲(むし)」だった。 「小学生の時は図書委員。毎日、ランドセルを本でいっぱいにし…
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「飲食が一番、罪悪感がない。食は誰にも必要だし、気持ちが楽なんです」
オーガニックなフードとドリンクを揃える自然派カフェ。 chocho. kobaru_coffee オーナー 宮崎美左 ■大手チェーンにはできないことがしたい 「あの頃は、世間知らずで横柄だったかもしれ…
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「基準は、骨董とか現代ものではない。扱うのは、自分の琴線に触れる美しいもの」
南禅寺の門前にある、うつわ専門のセレクトショップ。 うつわや あ花音 オーナー 梶 裕子 ■愛される作品は次代に残る 今でこそ、うつわのセレクトショップは珍しくない。しかし30年前の開店当時はバブル期…