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「西大路三条」から、半径500mを歩いてまわる。
いまも変わらず路面電車が通る、京都でも希少なところ。 ライブハウスが2つもある小さな街には、楽器を担いだ学生や、 バンドマンたちがときおり行き交い、印象的だ。 出会った職人たちは、皆ここで純粋な思いを…
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「カレー屋をやっているというよりは、バンドをやっている感じ」
独自路線でファンを増やすスパイスカレー屋。 ムジャラ オーナー 佐藤 圭介 ■カレーは「音」の集合体 店名のムジャラとは、敬愛する同郷の漫画家、水木しげる氏の画集のタイトルを拝借したもの。生まれて18…
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「自分の心に刺さる経験を味わうことができる。カレー屋は、私の天職」
甘くて辛くて癖になるカレー専門店。 AKADAYA オーナーシェフ 赤田晴彦 ■後味に残る、旨み 「『この味、この味、これやった』って、わざわざ来てくれた常連さんがね」。 この名をご存知の方も多いだろ…
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「音楽もカレーにも正解はない。音も味も更新するのが楽しい」
カレーとコーヒー、音楽が調和する喫茶店。 喫茶イノ 店主 井上智恵 ■どこかの国の郷土料理みたいな懐かしさ 鹿ヶ谷通りに漂うスパイスの香り。芳香の先には、まるで個人宅のような一軒の店がたたずんでいた。…
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「生地はもちろん、中身もすべて自分でつくる。妻と『手づくりできないなら、つくるのをやめよう』と」
その数60種類! 品揃えが豊富な、小さなパン屋さん。 プラ・ビダ オーナーシェフ 植田陽彦 ■僕は、肉体労働がしたかった。 赤いビロードの王冠のように姫リンゴを戴くタルト。石挽の北海道産小麦で焼いたレ…