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「最近は一流の調理人がレシピ本を出してくれる。師を持たない僕にはありがたい」
太い全粒粉生パスタが人を呼ぶ、花園駅前の人気店。 ぴちぴち金魚 清水弘治 ■学ぼうと思えば いくらでも学べる どっしりした全粒粉の生麺に、濃厚なレバーペーストがからまって溶けていく。パスタの本格的さに…
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「箱が開いたとき『こんにちは』って言うんやでと、ケーキたちに言い聞かせます」
手づくり市からスタートした、チーズケーキ店。 京都ベイクドチーズケーキドットコム 店主 古賀みどり ■ケーキを作るために生まれた生き物 食通で鳴らすライターUは、京都ベイクドチーズケーキドットコムのみ…
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「紅茶目当てのお客さんは、シャボン玉の膜の中に入った状態。他のものに気付かない」
大人限定の空間。緑のしつらえが美しい紅茶専門店。 ティーハウス アッサム 店主 出口晴治 ■もっと常識に対して疑問を感じていい 山裾の自然に囲まれた、グリーンが美しい隠れ家・紅茶専門店アッサムをご存じ…
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「時代とともに。これからの農家は、人間心理を理解しないといけない」
「すぐき」をはじめ、40種類以上の野菜を作る専業農家。 森田良農園 代表 森田良彦 ■農業とは、生命維持産業 飲食店の取材が多いハンケイ編集部、よく耳にするのが「野菜は森田農園さん」。今回の取材にニコ…
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「失敗は後には残らないけど、やらなかったことは後悔になる」
52歳、単身京都で開業。富山出身の手打ち蕎麦店。 大坪屋彦七 店主 益山大輔 ■京都にいると思うと感慨深い 大坪屋彦七の店主、益山大輔さんは天邪鬼(あまのじゃく)だ。住宅街にありながら行列ができる様子…
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「ひとりで来たお客さんも、ひとりにさせない。必ず、誰かとつながってもらう」
京都で唯一、本場の広島焼きが味わえる専門店。 三好 店主 三好秀之 ■これが広島のお好み焼きじゃけん! 戸を開けた途端、目の前が真っ赤に。赤いユニフォームの広島カープの選手のポスターがところ狭しと貼ら…
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「納得いかへんモンは出したくない。スープが悪いときは店閉めたくなる」
本場長崎で修行を積んだ、ちゃんぽん専門店。 尚 店主 石田尚史 ■トップ3を倒すまでは京都に帰らない 京都ではめずらしい、本場の長崎ちゃんぽんを提供する店が花園木辻町のバス停を南へ下がったところにある…