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「気づいたときから、自分のやりたいことを始めてみる。そうしたら、世界がどんどん広がった」
LGBTQであることを公表した京都市交響楽団コントラバス奏者 Juvichan(ジュビちゃん) ■旋律に「愛」を託して 異能のコントラバス奏者、と呼ぶべきか。京都市交響楽団のメンバーとして活躍する一方…
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vol.02「満亭」(その2)
京都の街は面白深い。日曜にランチ難民となってたどりついた洋食屋さん「満亭」の先代は画家で、そこはかつて有名フォーク歌手がたまる店なのであった。河原町の路地の一角には、1960年代後半への扉が開いていた…
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「リベラルなおじいちゃんになりたいと思っています」
選曲のセンスが光る中古レコード屋。 エンゲルスガール 下司浩 ■過去があって今がある 五条壬生川にこんな美しい路地があるなんて知らなかった。モダンな木造平屋が小さく並ぶ。まるで、ひとつのコミュニティの…
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「四条中新道」から、半径500mを歩いてまわる。
かつて京都の地場産業が繁栄していた頃、多くの往来があった商店街。 今は、一見ひっそりと静かな界隈に、少しずつ面白い人が現れて、 極小さな灯りがともり、付近を照らし始めている。レトロとモダンが共存する、…
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「西大路三条」から、半径500mを歩いてまわる。
いまも変わらず路面電車が通る、京都でも希少なところ。 ライブハウスが2つもある小さな街には、楽器を担いだ学生や、 バンドマンたちがときおり行き交い、印象的だ。 出会った職人たちは、皆ここで純粋な思いを…
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「カレー屋をやっているというよりは、バンドをやっている感じ」
独自路線でファンを増やすスパイスカレー屋。 ムジャラ オーナー 佐藤 圭介 ■カレーは「音」の集合体 店名のムジャラとは、敬愛する同郷の漫画家、水木しげる氏の画集のタイトルを拝借したもの。生まれて18…
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「拾得は好きなことをする小屋です。 やりたい音楽で人気が出たらいいね」
京都の音楽カルチャーを支える、ライブハウス。 Coffee House 拾得 店長 テリー ■音楽が好き、ってだけです 京都の音楽好きなら、その名を知らぬ者はいないだろう。京都を代表するライブハウスの…