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「家族で作るこのスタイルが好きだから」
徳川綱吉の時代から続く粟餅店。 粟餅所 澤屋 十三代目 森藤哲良、森藤與八郎、森藤春美、森藤淳平 ■「おいしい」のために作りたてを 創業は5代将軍徳川綱吉の時代の天和2年、西暦1682年。北野天満宮の…
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「攻めにいきたい。これはラストチャンスだと」
完全無添加。ビーントゥーバーのチョコレート専門店。 COCO KYOTO 本店 チーフパティシエ 横田克久 ■知らない事に出会うとワクワクする 横田さんには、忘れられない光景がある。東京にある修業先の…
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「京都の和菓子は、品が大切。継ぐ人は、その感覚を理解してくれていればいい」
江戸時代に創業、銘菓「きぬた」で知られる和菓子店。 長久堂 社長 横山長尚 ■菓子と菓銘、価値は五分五分 あんでもなく、素材でもなく、その姿形でも、全体の味わいでもない。「京都の和菓子は、品(ひん)が…
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「体力とガッツがすごい。あんな70代、見たことありません」
おばあちゃんが70歳から開業した、おはぎ屋。 巴屋 販売担当 湯上久雄 ■人と人をつなぐ、最高の遺産。 「おはぎ」とひらがなが染め抜かれた布が掛かった小さな店舗。地元で有名なのだろう、ひっきりなしに客…
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「自分で試したけど、オリジナルのレシピがいちばん、シンプルでおいしい」
4代目が再興する、おはぎの名店。 今西軒 店主 今西正蔵 ■大切にすべきは今西軒のブランド 京都であんこが最も美味しい店として、ここ今西軒の名を挙げる人のなんと多いことか。毎朝9時半の開店を待つ行列が…
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「創業者である父と一緒に仕事ができたのが、私の一番の幸せです」
あん炊きから丁寧に 竹田街道筋のおまん屋さん ふたば菓舗 経営者 鈴木康之 ■奇をてらわない。『おいしいなぁ』と感じていただけたら その味を知った人は、車を駆ってでも買いに来る。決して、近所の人のため…