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「アジアンレストランに改名したことで好きな料理が作れるようになった」
中華料理とタイ料理が評判のレストラン。 アジアンレストラン 芙蓉園 店主 加地賢治 ■やっぱり、料理の仕事が好き 「芙蓉園」といえば、京都で創始した広東料理店の老舗の系譜にあたる。最近は京都中華と呼ば…
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vol.01「満亭」(その2)
京都の街は面白深い。日曜にランチ難民となってたどりついた洋食屋さん「満亭」の先代は画家で、そこはかつて有名フォーク歌手がたまる店なのであった。河原町の路地の一角には、1960年代後半への扉が開いていた…
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ツウの甘味、ここに極まる。
■大人のための、甘いひと時。 近頃はコンビニにだって色々なスイーツが並んでいる。インスタ映えだかなんだか知らないが、青や緑やピンクのデコレーションが賑々しいスイーツたち。刹那的な享楽に浸るのもいいが…
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似合う扇子のイメージがわかりやすい! 白竹堂HPで京扇子をバーチャル試着
木の札に言葉をしたため、それを束ねて贈り物にする。そんな起源があるとされている扇子。大切な人へ想いを込めて贈る、特別なギフトに最適です。時節柄、母の日や父の日のプレゼントにもぴったりで、老若男女からと…
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受け継いだ伝統と新しい時代の合理性 祇園祭「鷹山」復興の軌跡、設計に込められた思い
■鷹山の実施設計を手がけた 末川協さん 大風雨による災禍で1826(文政9)年に失われて以降、資料や文献にその姿をとどめるだけだった鷹山。曳山(ひきやま)の中で最大級といわれる壮大な鷹山を、約200年…
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1万本の絹糸が生み出す西陣織「水引」 祇園祭を支え続ける京都の底力、鷹山復興の軌跡
■龍村美術織物 岩間利夫さん、大西聡さん 「動く美術館」とも呼ばれる祇園祭の山鉾巡行。華やかに飾る懸装品の中でも、ひときわ目を引くのが色とりどりの紋様に彩られた幕。度重なる災禍で失われた鷹山の幕「水引…
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祇園祭「鷹山」約200年の時を超え、山鉾巡行に来夏復帰へ
2021年5月下旬、京都府京丹波町。早くも梅雨入りを告げるように、ぬるい風が田園地帯を渡っていく。一角に所在する「安井杢(もく)工務店」の作業場内はその日、ひそやかな興奮と熱気に満ちていた。 3階建て…