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「自分のなかの、ヒッピーめいた部分は大事にしている」
京都のニューヨークチーズケーキ専門店の先駆者。 パパジョンズ オーナー ローシェ・チャールズ ■今から振り返ると人生はスムース レンガ造りの同志社大学今出川キャンパスの北側、大きなロゴの赤い看板が目印…
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ツウの甘味、ここに極まる。
■大人のための、甘いひと時。 近頃はコンビニにだって色々なスイーツが並んでいる。インスタ映えだかなんだか知らないが、青や緑やピンクのデコレーションが賑々しいスイーツたち。刹那的な享楽に浸るのもいいが…
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「飲食が一番、罪悪感がない。食は誰にも必要だし、気持ちが楽なんです」
オーガニックなフードとドリンクを揃える自然派カフェ。 chocho. kobaru_coffee オーナー 宮崎美左 ■大手チェーンにはできないことがしたい 「あの頃は、世間知らずで横柄だったかもしれ…
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チーズケーキをめぐる口福論的考察(あるいは、おいしい記憶についてのあれこれ)
■ないものねだりは人の世の常 ナチュラルとかオーガニックとか、そんな装飾的な形容詞で「自然」というオーラをまとい、「無垢」を演出するモノは多い。ないものねだりは人の世の常。現代人の生活に不足しがちな…
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「家族で作るこのスタイルが好きだから」
徳川綱吉の時代から続く粟餅店。 粟餅所 澤屋 十三代目 森藤哲良、森藤與八郎、森藤春美、森藤淳平 ■「おいしい」のために作りたてを 創業は5代将軍徳川綱吉の時代の天和2年、西暦1682年。北野天満宮の…
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「京都の和菓子は、品が大切。継ぐ人は、その感覚を理解してくれていればいい」
江戸時代に創業、銘菓「きぬた」で知られる和菓子店。 長久堂 社長 横山長尚 ■菓子と菓銘、価値は五分五分 あんでもなく、素材でもなく、その姿形でも、全体の味わいでもない。「京都の和菓子は、品(ひん)が…
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結局これにしてしまう。
■ふわふわとは、こういうことだろう。 とにかくふわふわしている。大きな声を出したら、原型がなくなるのではないかと思うほどやわらかい。アルファベット文字が型押しされた楕円形の皮。その中には艶があるカスタ…