-
「父が『自分が美しいとおもったら、それでええんや』と。ものの価値は自分で決めると学びました」
アンティークと、現代の作品が出会うギャラリー。 昂-KYOTO- 店主 永松仁美 ■意識しなくても、京都なんよ。 古伊万里を中心に書画や骨董の器などを扱う美術商の長女として、薫陶を受けて育った永松仁美…
-
「花が咲いていたら『きれい』と思う。その感性が人を豊かにしてくれる」
藍皿に引き込まれて、古美術の世界へ。 古美術清水 店主 清水拓郎 ■無意識の美は、使って気持ちがいい。 東寺の南門の真向かい、ガラスのドアを開くと、足元の石像と目が合った。「これは田の神さん、鹿児島の…
-
「作品を生かすも殺すも、額次第。その人と対話して選びます」
依頼人の「思い」を封じ込める、額縁専門店。 京額 額縁ソムリエ―ル 岩滝絵美子 ■街を見て歩いて、自分の体に入れる 創業は1919年、来年で100周年になる。以前は京都御所の傍に工房を構え、掛軸、屏風…
-
「代々続くお米屋さんを守ると約束したから、米粉のスイーツを始めました」
夫唱婦随で営む老舗米穀店のカフェ&アトリエ。 お米屋カフェ・ふぇ~る 経営者 廣瀬弘香、廣瀬敦敏 ■竹田街道を芸術の通りにしたい 竹田街道の西側にある、昔ながらの重厚な商家の構えを残す米穀店。その片隅…
-
「父のおかげで天狗にならずに済みました」
斬新なアートディレクションで知られるデザイン会社。 GRAPH 北川一成 ■よもやデザイナーになるとは思わなかった 「舞鶴赤れんがパーク」のロゴマークをご存知だろうか。赤と青の太い線が2本並んだシンプ…
-
「人工物と自然物の狭間にあるものに 美しさを感じます」
3つの顔をもつ、新時代のミクスチャー空間。 music, design & arts 芽吹 北川学、北川真依子 ■ミュージックが妻、デザインが僕、共有部分はアート 「地元では『変わった子』扱い…