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vol.06 これぞ京都のレコ屋!『100000tアローントコ』
突然ですが、アナログ盤、聴いてますか? いっときは絶滅寸前といわれた塩化ビニールのレコード盤。いま、これが世界的に大逆転復活を遂げている。アナログ盤を聴くには専用プレーヤーが必要だし、針は取り替えなき…
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vol.05 ギブソン・レスポールの59年物を販売し、マーチンの社長が来店…昭和風情な京都の楽器店、その深すぎる歴史
河原町通の荒神口バス停のすぐそばに、井筒和幸監督の映画『パッチギ』のロケにも使われていた「よしや楽器」という店がある。1975年に開店したというその店は、古き良き風情をたたえる「街の小さな楽器屋さん」…
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vol.04 京都のライブは霊とセッション UrBANGUILD(あばんぎるど)
この夏は二人パール兄弟でツアーをしたので、今回はそのことを書いておきたいと思う。 二人パール兄弟とは、4人組のバンドのパール兄弟から派生したもので、僕の歌と、窪田晴男のギターだけのミニマムなユニット。…
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vol.03 高石ともやさんの凄い話!(その1)
(前回の続き) ふと入った河原町三条の洋食屋さん「満亭」。なんと50年余り昔にはフォークの神様達がその店に集い、画家でもあった先代のマスターの作品を高石ともやさんが気に入り、1stアルバムのジャケット…
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vol.02「満亭」(その2)
京都の街は面白深い。日曜にランチ難民となってたどりついた洋食屋さん「満亭」の先代は画家で、そこはかつて有名フォーク歌手がたまる店なのであった。河原町の路地の一角には、1960年代後半への扉が開いていた…
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vol.01「満亭」
京都は奥が深すぎる。その日はちょうど京都にいて、朝、ザ・フォーク・クルセダーズ についての原稿を書き終えた。 1967年という、まだ日本のロックのカケラもない時代に「帰ってきたヨッパライ」という、頭脳…