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「そのままでいい。信頼する父からの肯定が、何より嬉しかった」
LGBTQに関する情報発信を続けるYouTuber かずえちゃん 「『LGBTQ(性的少数者)』や『カミングアウト』という言葉が、この世界からなくなってしまえばいいと思っています」。 穏やかに明るく語…
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「旅館ならではの京都の時間を味わってほしいから。誰にとっても、やさしい旅館であるように」
東山と鴨川を望む絶好のロケーションが楽しめるバリアフリー旅館「平安荘」 女将・川村壽子さん、夫・弘樹さん 「旅の楽しみ」と聞いて、あなたは何を思い浮かべるだろう。思わず目を奪われるような絶景か、はたま…
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「差があればあるだけ面白い。その奥深さがボッチャの一番の魅力」
年齢や性別、障がいのあるなしに関わらず、誰もが一緒に楽しめるスポーツ「ボッチャ」の競技者 高田信之さん 暦の上では春を過ぎたものの、まだ肌寒さが残る2月末。大阪市東住吉区の長居公園内にある大阪市長居障…
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「だれもがマイクの前で自由に話せる。コミュニティラジオを通してマイノリティの声を発信したい」
商店街の一角から「市民の声」を発信するコミュニティFM「京都三条ラジオカフェ」 副放送局長 藤本 香さん 京都市中京区の寺町京極商店街の一角に「市民が主役の放送局」を理念に掲げ、さまざまなラジオ番組を…
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手話映画を撮り続ける映画監督・谷 進一さん 「全身を使う『手話の表現力』に圧倒されて気付いた、新しい世界。その広がりを、映像で伝えたい」
「手話」が作り出す世界に魅せられ、映画を撮り続けている人がいる。谷進一さん、50歳。2008年に初めて短編作品を発表して以来、多数の手話映画を制作してきた。2022年秋に公開した新作『ヒゲの校長』では…
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「車椅子だから、快適な茶道の楽しみ方に気づけました」
「盆略点前(ぼんりゃくてまえ)」の茶道を通し、すべての人が暮らしやすい社会の実現を目指す 「車いすおもてなし隊」の加藤千明さん 机の上に置かれた盆に、棗(なつめ)、茶杓(ちゃしゃく)、茶筅(ちゃせん)…
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「気づいたときから、自分のやりたいことを始めてみる。そうしたら、世界がどんどん広がった」
LGBTQであることを公表した京都市交響楽団コントラバス奏者 Juvichan(ジュビちゃん) ■旋律に「愛」を託して 異能のコントラバス奏者、と呼ぶべきか。京都市交響楽団のメンバーとして活躍する一方…