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海と川の環境保全を、経済学の観点から考える。「プラスチックごみ研究」のこれから。
vol.9 同志社大学 経済学部 原田禎夫 准教授 私たちの生活のあらゆるところで使われているプラスチック製品。手軽で便利な一方で、廃棄されたプラスチックが深刻な海洋汚染を引き起こしている。そもそも粉…
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社会に活きる「実学」として、Z世代に向き合う新しい価値観を探る。「マーケティング研究」のこれから。
vol.08 同志社大学 商学部 髙橋広行 教授 買い物はスマホのアプリ、交通手段や旅行はシェアリング・サービスで楽しむー。Z世代を中心に、消費やサービスをめぐる新しい価値観が次々と生まれる中、新たな…
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災害時に誰一人取り残さないために、垣根を越えて福祉と防災の連結を。「福祉防災学」のこれから
vol.07 同志社大学 社会学部社会学科 立木茂雄 教授 ひとたび発生すれば大きな被害をもたらす地震、ゲリラ豪雨が引き起こす河川氾濫や土砂崩れー。私たちの暮らしは、さまざまな災害リスク(危険性)と隣…
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神経再生のメカニズムを解き明かし、脳疾患の新たな治療法の可能性を切り拓く。「ニューロン再生のこれから」
vol.06 同志社大学大学院 脳科学研究科 神経再生機構部門 金子奈穂子教授 ヒトの脳には約1000億個のニューロン(神経細胞)が存在するといわれ、複雑な神経回路を構築している。脳内のニューロンは、…
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誰もが無理なく、メンタルヘルスの問題に向き合える社会に向けて「臨床児童心理学のこれから」
vol.05 同志社大学 心理学部心理学科 石川信一 教授 今を生きる私たちにとって、大きなテーマとなっている「メンタルヘルス」。厚生労働省の調査では、日本人の30人に1人が心の問題を抱えているという…
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基礎研究から生まれた“シーズ”を、救命救急医療の課題解決へつなげたい。バイオミメティックケミストリーの研究で挑む「人工血液のこれから」
vol.04 同志社大学 理工学部 機能分子・生命化学科 北岸宏亮 教授 生物の体内で起きている化学反応を真似て、さまざまな機能を持つ物質を作り出す「バイオミメティックケミストリー(生体模倣化学)」。…
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角膜の病気で苦しむ人に研究を通して希望の光を。大学発ベンチャー企業のチャレンジ。
vol.03 同志社大学 生命医科学部 医工学科 奥村直毅 教授 角膜の病気に苦しむ世界中のすべての患者さんが、希望の光を取り戻せるように。眼科医としての臨床経験を活かし、研究で「アンメット・メディカ…