-
「車椅子だから、快適な茶道の楽しみ方に気づけました」
「盆略点前(ぼんりゃくてまえ)」の茶道を通し、すべての人が暮らしやすい社会の実現を目指す 「車いすおもてなし隊」の加藤千明さん 机の上に置かれた盆に、棗(なつめ)、茶杓(ちゃしゃく)、茶筅(ちゃせん)…
-
「気づいたときから、自分のやりたいことを始めてみる。そうしたら、世界がどんどん広がった」
LGBTQであることを公表した京都市交響楽団コントラバス奏者 Juvichan(ジュビちゃん) ■旋律に「愛」を託して 異能のコントラバス奏者、と呼ぶべきか。京都市交響楽団のメンバーとして活躍する一方…
-
「『今が最高の喫茶店!』 っていう瞬間がある」
おっちゃんが新聞を読むのが似合う、昭和な喫茶店。 チタチタ喫茶 オーナー みよしむつみ ■初対面の人とのコミュニケーションが苦手 文章を書くのも、サボるのも、何をするにも「喫茶店」。彼女にとって喫茶…
-
「ベトナムじゃなくてヴェトナム。表記一つに細心の注意を払い、原稿化しました」
一人で創業し、編集と販売。独自の道を切り拓いた出版社。 かもがわ出版 創業者 湯浅俊彦 ■誰も書かないことを書きたかった。 PHP研究所、光村推古書院、青幻舎、淡交社。個性豊かな出版社を擁する地方都市…
-
「『昔と味が変わらないね』は、『味があがったね』と解釈しています」
時代に合わせて進化する、おでんの名店。 蛸長 店主 河合達也 ■大麻布割烹着に蝶ネクタイ、ペティで切り分けて。 角の建物の窓から橙色の明かりがぼうっと灯る。「蛸長」と染められた暖簾をあげて中に入ると、…
-
「上賀茂豊田町」から、半径500mを歩いてまわる。
鴨川と深泥池、山々と畑に囲まれた、閑静な町並みが印象的。 そんな、最初にバス停をまわったときの印象はすぐに消えて、 職人たちの闘志が、そこらじゅうにみなぎっていておもしろい。 いまもむかしも、自信と誇…
-
「京都らしさ」とは、何だろうか。
フリーマガジン「ハンケイ500m」を発行するユニオン・エーと京都新聞社は2020年3月、協業による新しいwebメディア『ハンケイ京都新聞』を開設しました。 京都に息づくさまざまなカルチャーを支える人々…