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【綾傘鉾】原初の山鉾の姿を伝える傘鉾

綾傘鉾は、祇園祭の山鉾の中でも珍しい「傘鉾」という形態の鉾。祇園祭の起源とされる869(貞観11)年の祇園御霊会に用いられた剣鉾と同じく、原初の山鉾の姿を伝える。1973年に壬生六斎念仏講中の協力によって復活した。祇園祭・前祭の巡行では、赤熊をかぶり白い布で顔を覆った姿で棒を持つ者、鬼神の面を付けて2人1組で太鼓を打つ巡柱(じんちゅう)とともに棒振り囃子を披露する。綾傘鉾では「生稚児」を務める6人の子どもたちが徒歩で巡行に参加する。


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