半径500mを歩く

「北野天満宮前」から、半径500mを歩いてまわる。

京都人が、親しみを込めて呼んでいる「北野さん」。
その周りには、地元の人たちが日常の買い物をする古いお店がたくさんある。
最近では、京都の文化や、建物を好む外国人も移住していて、
あたたかい、ユニークな街並みを作り出している。
みんな「自分の楽しみ」を大切にしながら、町と人に優しく溶け込んでいた。

〈北野天満宮前〉出会った職人たち

▽「夢なんてない。僕は智子さんの夢を借りているから、それでいい」
リスボンと長崎で学んだ、ポルトガル菓子専門店。
カステラ ド パウロ オーナーシェフ パウロ ドゥアルテ
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▽「店は広げない。自然な応対でお客さんを迎えたいから」
みずみずしくソフト。地元で愛される老舗豆腐店。
北浦豆腐店 四代目 北浦裕二、北浦信男、北浦キヌコ
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▽「居間のように使ってほしいです。カフェはお客さまのものでもあるから」
京町家でオーストラリア人が営むカフェ。
JAM JAR オーナー ダニー マセソン
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▽「家族で作るこのスタイルが好きだから」
徳川綱吉の時代から続く粟餅店。
粟餅所 澤屋 十三代目 森藤哲良、森藤與八郎、森藤春美、森藤淳平
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▽「飲食店は『社会インフラ』。お客さんの日常を保つ場所だと思う」
生活の延長にある、イタリア大衆料理店。
イルピアット紙屋川 オーナー 水谷啓郎
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